ROMANIA~PELICAN NOTE

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2004年 06月 29日

初めてのマラソン大会

a0017825_215947.jpg 先週の土曜日にマラソン大会があったことを書いた。恐らくコンスタンサでは初めて開催されたこの大会、笑ってしまった小さな出来事をいくつか紹介したい。

 ポスターを見ても、何キロ走るのか、どこを走るかも分からなかった。とりあえずぺりかん一家が集合場所の公園に行ってみると、沢山の人が運動する格好で集まっていた。一応、警察や白バイなども待機していて、おおっ本当にマラソン大会なんだと思ったが、受付がない。しばらく待っていると、柵で四角く区切った中にビニール袋を持った人が何人か入っていく。よく見ると、ビニール袋の中身は黄色いTシャツだ。参加賞のTシャツと完走証の引き換え券を配り、参加者を柵の中に誘導していた。そこでスタートまで20分近くまで待つことになった。

 夫は柵の中、私と子供達はぶらぶらしながら様子を観察していた。どんなに見てもせいぜい400人だ。500人まで届かなかったのではないかと思うのだが、参加者は900人とアナウンスしていた。用意したTシャツの数が900枚だったのだろう。見ていると、ただでTシャツがもらえるぞ~と居合わせた人もかなりの数参加していたように思う。サンダル履きや、ヒールの靴で彼氏についてきただけの人も加わっていたし、お父さんの応援に来た妻と子供やストリートチルドレンだろうな~と思えるような子供達もわんさかいた。うちも下の子がせめて5歳だったら急遽参加してもよかったな・・・。

 一方ランニングウェアーにサングラスなんか掛けて、かっこいいシューズに鍛えられた筋肉の「いかにもジョガー」さんも結構いた。一応女子マラソンではルーマニア人の世界チャンピオンがいるので、他にマラソン選手がいても不思議ではないか・・・・。その「いかにも」さんたちの態度のでかさにも笑った。大会役員が柵の中に入れ入れとアナウンスしたり、直接呼びかけても全く無視して柵の外でウォーミングアップをしている。怒った役員と大声で喧嘩をして、とっ捕まえられそうになったら自慢の足でさささ~っと逃げていく。その足の速さと神経の図太さにたまげた。さすがルーマニア人である。

 そしていよいよスタート。道路規制も一応されていて、車道を通る手はずになっていた。私と子供達はスタート前に少し歩いて最初の交差点で待ち受けることにした。子供達は安全なように歩道で待機させていた。コーナーには4人ほど警備員が待機していた。スタートしてすぐに白バイと誘導車、そしてトップランナーが前を過ぎた・・・と思ったら後続の選手はみんな私たちの後ろを走り去っていく。カーブの所でみんな歩道を横切り斜めに近道しているのだ!後から後から400人がどどど~っと歩道の近道へなだれ込む。私は可笑しいやら、子供達が踏み潰されるのではないかとひやひやしながら見送った。

 警備員達は「俺達はいったい・・・」と車道でただただ唖然・・・。きちんと車道を通ったトップの3人はあっけなく抜かされてしまった。その後も途中でバスに乗ったり、お店で水を買ったりした参加者もいたかもしれない・・・。なんともなんともルーマニアらしいマラソン大会だった。

 夫の順位??10位以内でないことは確かだが、順位など管理できるわけがなく、とりあえずタイムも順位も白紙の完走証だけ貰って帰ってきていた。(完)
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by pelican6 | 2004-06-29 22:01 | 自然


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