2004年 08月 27日
旅行中に泊まったホテルで、乗馬ができるところはないかと聞いてみた。ぺりかんは乗馬などと言う「ハイソな趣味」を持っているわけではないのだが、コンスタンサにいるルーマニア人の友達が「夏のバカンスは山に行って乗馬やテニスを楽しむの!」などと言っていたので、「へぇ~、かっこいいな~。チャンスがあったら私も・・・・」などと思っていたのである。 勿論、馬に乗ったことなんてないのだが、幸いホテルの人曰く直ぐ向かいの丘を登ったところに乗馬学校があるというのだ。早速行って見たら、写真のような風景に出くわした。夕方の7時半を過ぎていて綺麗な夕日に馬がかっこよかった。 気になる乗馬教室なのだが、朝から日が暮れるまでやっているらしく(馬の様子を見て途中休憩時間もあるようだったが)、私達が着いた時も丁度一組帰ってきたところだった。初めての人はまず馬場で乗り方を教わったり、馬と息を合わせる練習などをしなければならないが、それが上手くいくと、大自然の中をインストラクターと一緒に走れるのだそうだ。なんとそれが一時間500円弱!!500円弱である!!日本の相場は知らないが、去年オーストリアの遊園地で子どもがポニーに乗ったのだが、15分くらい小さな馬場をくるくる回って同じくらいの値段だった。 この日はもう先約もいたし、ぺりかんが挑戦するチャンスはなかったが、子ども達だけ馬場で馬に乗せてもらった。2枚目の写真の奥の方で馬に乗っているのがぺりかん娘(5歳)。 あいにく次の日も団体の予約が入っていて、ぺりかんの乗馬体験は実現しなかったが、もう一度写真を撮りに乗馬教室へ行ってみた。朝の空気も気持ちよく広い草原を牛が放牧されていて、風景を眺めるだけでも気分爽快!いつかぺりかんもこんな風景の中をお馬さんに乗ってみたいな~。 #
by pelican6
| 2004-08-27 14:03
| 田舎
2004年 08月 26日
ルーマニアにはハンガリー人村がいくつも点在しているそうで、特にトランシルバニア地方には150万~200万人ものハンガリー人が住んでいるらしく、この規模はヨーロッパの「少数民族」としては最大規模なのだそうだ。 しかも、生粋のハンガリー文化を継承しているのでとても興味深い。ハンガリー人村も大きく分けると3つに区別され、それぞれ「マジャール」、「ケーセイ」、「チャンゴー」と呼ばれ、同じハンガリー語を話しながらも民族文化は全然違うそうだ。私たちが旅したトランシルバニア地方の東南部は「ケーセイ族」の住む村々らしく、家の門扉に特に特徴があった。「ケーセイ門」と呼ばれるその門は、木彫りの大きな屋敷門で日本の武家屋敷の門に雰囲気が似ているかもしれない。それぞれ凝った木彫りの模様が施されていて、馬車用の大きな扉と、人だけが通る時の小さな門がついていた。 そして、写真のお人形は民族博物館に展示されているケーセイ人の衣装の数々。このケーセイ人の女性の民族衣装は赤と黒の縦縞のスカート、白い刺繍のブラウス、そしてベストとエプロン。男性はウールのベージュ~グレーのピタッとしたズボン。前面に刺繍が入っていてそのデザインでどこの村の出身か、既婚か未婚かなど分かるのだそうだ・・・。 そういえば日本でも振袖が着られるのは結婚するまでだし、柄や模様で身分がわかるから、どこの世界もみんな同じようなことを考えるんだな~。 #
by pelican6
| 2004-08-26 23:40
| 田舎
2004年 08月 25日
車で走行中に何度か電車を見かけた。 この写真は踏み切りで待っている時に撮ったもの。 日本では踏み切りで待っていても、誰も車を降りたりする人なんていないと思う。 でも、ルーマニアの踏み切りは異常なくらい長い時間待たされる。 日本人はイライラするか、何か不都合でもあったのか随分心配すること間違いない。 踏み切りが手動であることも関係するのかな? でも、こっちの人は慣れたもので、遮断機が下りたら、直ぐに車のエンジンを止め、車から降りて一服したり、背伸びをしたりして10分(←信じられますか?)ほどの休憩を楽しむのだ。 私は、その間に撮影スポットを探して電車が来るまでにデジカメの設定を「高速連写」に切り替えて電車を待つことを覚えた。 「ニワトリを追いまわす悪ガキども」 ルーマニアではニワトリを家の前で放し飼いにしているのをよく見かける。 この写真は、家の中庭に入れてもらって許可ありで追いまわしている。 ぺりかん親子はいたずら好き?なので、ニワトリさんが放し飼いにされていると、ついつい挟み撃ちにしたりして、捕まえようと試みる。でもさすが放し飼いのニワトリは機敏で鈍臭いぺりかん親子には捕まえられないのだ。 旅行中に別の場所でニワトリが放し飼いにされていた。ぺりかんの子ども達はいつものようにニワトリ(ちゃぼかな?)を追い掛け回し遊んでいた。しばらくしてからぺりかん夫も参戦。その後ぺりかん祖父も遠巻きに手伝おうとしていたらしい。そこへ飼い主のおばあさんが激怒して登場!ぺりかん夫はそそくさと退散。娘はお婆さんの形相を見てビビッて大泣きしながら逃げてきた。ところが、息子はお婆さんの登場に全く気づかず・・・・。ニワトリを息子が追いまわし、息子をおばあさんが追いまわし、息子が先に捕まってしまいお尻をぺんぺんされたのだった。 突然お尻を叩かれ振り返ると、怖い顔をしたルーマニア人のおばあさんが怒鳴りつけているもんだから、さぞビックリしたことだろう。大声で泣きながら逃げ場を探していたのだそうだ。 こんな時、日本人だったら親が「すみません」と誤りに行くだろうに・・・。ルーマニア人だったら?う~ん、私の友達のルーマニア人だったら「遊んでいるだけなんだから、ほっといてよ~」と親が飼い主と喧嘩するかもしれない。ルーマニア人の母は強いよ~。私も見習いたい。 他人に叱られるというのはいい経験だと思う。こんな風に地域の人みんなに育ててもらえるというのはありがたいことだと思うのだ。昔は近所のおじさんに叱られながらよく遊んだもんな~。 #
by pelican6
| 2004-08-25 01:13
| 田舎
2004年 08月 25日
後回しにしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまい日付が変わってしまいました。 ごめんなさい。 古城の城壁 そういえば、私の故郷の沖縄にある首里城の城壁がユネスコの世界遺産に指定されたのだとか・・・。大きさや形の違う石を隙間なく積み重ねる技術が優れているとか、何とか・・・(はっきり覚えていなくてごめんなさい)。 ペルーのクスコという町でもそんな石積みの壁を見た。そこは「かみそりの刃すら通らないくらいぴっちりと隙間なく石が積み重ねられている」と言って観光名所になっていた。古代の人の知恵は凄いんだな~と感心した。 この城壁は別に世界遺産でもなんでもない。昔のものでもないかもしれない。なんとなく素材として使えるかも~なんて思って撮ったものでした。あしからず・・・。 この写真はハンガリー人が多く住むLazarea(ラザレア村)。高台にある教会から街全体を見下ろしたところ。 この日は特別な宗教的な儀式がある日曜日だったようで、村中の人々が集まってきていた。ハンガリーの国旗を掲げた(何故かルーマニアの国旗は見られなかった)騎馬の先導で、人々がパレードしながら教会に集まってきていた。 写真はそのパレードには間に合わなかったのか、近道をして教会までの獣道を人々が登ってきたところ。 村人が集まるピークの頃にざざ~っと大雨になったのだが、すぐにやみ、その後虹でも出そうな雰囲気だった。この村全体に大きな虹がかかったら素敵だっただろうな~。 #
by pelican6
| 2004-08-25 00:00
| 田舎
2004年 08月 23日
この写真はハンガリー人が多く住む村の古い城跡にて。 コスモスが咲いて秋の気配。 この写真、後ろの建物の割合がちょっと大きすぎたかな? 古い教会やお城をたくさん回った。世界遺産に登録されている古い要塞教会もたくさんあるのだが、観光客が殆どこない辺鄙なところにあるものも結構あって驚き。 ルーマニアのいたるところで見かける馬車の車庫。 この家の馬車庫には、木彫りで馬車の飾りがついていた。 #
by pelican6
| 2004-08-23 16:07
| 田舎
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